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[Ⅶ-22] 継続情報<震災・地震/火山/氾濫>ストレスとトラウマ、命と心を守る

<福井新聞>震災映像、繰り返し見るとストレス 県内医師指摘

 
 <毎日新聞>東日本大震災:「こころのケア」で支援 全国の専門チーム、沿岸被災地で活動 /岩手 <京都新聞>世代問わず“疑似体験”で心身不調 京でも注意を印刷用画面を開く
(2011年3月24日午後1時29分)

 東日本大震災の報道が連日続き、悲惨な映像に接し続ける子どもたちのストレスが高まる恐れがあると指摘されている。特に小学低学年以下の子どもは大人と違い、ストレスを感じてもうまく表現することができない。子どもたちのサインをどう見つけ、対処するためにはどうしたらいいのか。その原因と対策を、医師とお母さんたちの実践例で聞いた。
 東日本大地震の衝撃的な映像が子どもにどのような影響を与えるのか。福井県内の医療関係者は「未就学児が衝撃的な映像に繰り返して接すると、心に傷を負う危険性が高い」とし、映像に接する回数を制限し、不安がる子には親がそばで安心感を与えるべきとアドバイスしている。
 「患者の中で、災害映像で不安感を感じたりストレス反応を呈する大人が出てきています」。公立丹南病院内科の内山崇医師(33)によると、新規受診が増えるまではいかないものの、患者からは「(映像で)滅入ってしまった」との声も聞かれ始めているという。「子どもなら相当数いるのでは」と同医師は懸念する。
 県立病院の榎戸芙佐子こころの医療センター長は、今回のように繰り返される映像に接し続けることの危険性を指摘する。「子どもによって差があるものの、理解できない不思議なものでも繰り返し見ると、現実感を伴い『怖い』と感じる閾値(いきち)(ハードル)を超えてしまう危険性が高くなる」
 大人にとって、地震映像は数日前の出来事で、福井からは離れた場所での出来事と客観的に受け止められる。「しかし子どもにとっては違う。特に未就学児にとっての現実は、自分の住んでいる近所のことしか実感がない。距離感、時間感覚が未発達でテレビのことを(近くで起こっている)現実のことと受け止めてしまう」(榎戸センター長)。2001年のアメリカ同時多発テロのとき、「ビルに飛行機が衝突する映像が流れた後、当時勤めていた金沢の医療機関では複数の子どもたちが受診した。映像からショックを受けたのではないか」
 衝撃的な映像などで不安を抱えた幼児期の子どもがどのようなサインを見せるのか。日本小児科医会が示すチェックシートでは▽夜中に目を覚ます▽ぐずったり、泣きわめくなど扱いにくくなる▽大人にまとわりつく▽眠ることや夜一人になるのを怖がる-などを挙げている。
 また、思春期の子どもは幼児とは異なる反応を示す。一生懸命に生きてきても津波で家や車が一瞬にして破壊される様子は「頑張っても無駄」という無力感を植え付ける危険性があり、「真面目に勉強をやっていた子が急に素行が悪くなったりすることもある」(榎戸センター長)。
 一方、福井豪雨という水害を体験した福井ならでは影響の懸念も。津波の映像は子どもにとって「フラッシュバックとなる可能性があり、特別な意味がある」(内山医師)。
 そうした危険性を避けるには、映像を見るときは必ず大人が側にいること。できれば見せないほうが望ましいが、子どもに「大丈夫だよ。お母さんお父さんがついている」「どんなことがあっても守ってあげるよ」と声を掛け安心させてあげること。「命の大切さやどんな支援が必要かなど前向きなメッセージを与えることが必要」(榎戸センター長)とする。感情を表に出さず抱え込む子どもも多く、子どもと十分会話をして「感情を引き出すことも大事ではないか」(内山医師)。

 大人ができることはスキンシップを普段以上に持ち、普段通りの日常生活を今まで通りに続けることを各医師、同医会では呼び掛けている。



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