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[Ⅶ-22] 継続情報<震災・地震/火山/氾濫>ストレスとトラウマ、命と心を守る

<京都新聞>世代問わず“疑似体験”で心身不調 京でも注意を印刷用画面を開く

 
 <福井新聞>震災映像、繰り返し見るとストレス 県内医師指摘 <夕刊フジ>テレビ局スタッフもPTSDに…報道映像がトラウマ
 東日本大震災発生当日、駅改札口のテレビモニターに映る被災地の様子を不安そうに見つめる人たち(11日、京都市下京区・JR京都駅) 東日本大震災が人々の心に与えるストレスの影響が、被災地以外のところでも現れ始めている。若者から高齢者まで、不眠や気分の落ち込みといった心身の不調を訴える人が出てきた。災害心理学の専門家によると、津波が街をのみ込む映像をテレビなどで長時間視聴して「災害の疑似体験」をしたと考えられ、まじめで感受性の高い人ほどストレスにさらされやすいという。
 「映像が悲惨で、家で見ることができないんです」。京都大1年の女子学生(20)は不安を口にした。関東に友人がおり、今回の震災直後からニュースを見続けた。「スマトラ沖地震でも津波の映像はあったけど、今回はよりリアルに感じた」
 京都新聞社は18日、京都市内で大学生50人にアンケートをした。半数を超える31人が震災後に何らかの心身の不調を感じたと答えた。具体的には、複数回答で「被災地の人に申し訳なく思う」18人▽「テレビを見るのが苦痛」14人▽「不眠」2人▽「訳もなくイライラする」「集中力がなくなった」各1人-だった。
 高齢者にも影響が出ている。東山区の養護老人ホーム「洛東園」に入居する舞能美佐子さん(81)は「昔の空襲を思い出す。被災地の人たちが気の毒で、気になって夜も眠れなくなった」と話す。
 中京区の高木神経科医院では、震災前から通院する患者約400人のうち3割に、震災後、不眠やうつ症状の悪化がみられた。浜垣誠司院長(50)は「PTSD(心的外傷後ストレス障害)よりは軽いが、明らかに震災ストレスが影響している。特に子どもは注意が必要」と指摘する。
 災害時の心理に詳しい東京女子大の広瀬弘忠教授は「映像を繰り返し視聴することで、あたかも自分の身に起きたような錯覚を起こす」と説明する。「無理に震災を忘れようとしても難しい。それよりも、義援金や応援メッセージを送るなどの行動で『被災地支援に貢献した』と感じることが心の安定につながる」と助言する。

【 2011年03月27日 09時09分 】



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