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[Ⅶ-21]<脳とからだ・人類の発達。医療の最新治療>プレス。

<ナショナルジオグラフィックニュース>熟睡のカギを握る脳波が明らかに

 
 <ナショナルジオグラフィックニュース>恐怖や不安を克服する脳細胞を発見 <ナショナルジオグラフィックニュース>夢を見ると創造性が増す?
August 10, 2010

 紡錘(ぼうすい)波と呼ばれる脳波には、睡眠を騒音から守る働きがあることが最新の研究で明らかになった。
 研究チームの1人、ハーバード・メディカルスクールのジェフリー・エレンボーゲン氏は、“快適な睡眠環境”を備えた実験室で3夜にわたる実験を行った。被験者は、毎晩の熟睡を自認する男女12名の協力を得た。まず1日目は、静寂な環境下で被験者に寝てもらい、残りの2日間は被験者が睡眠状態に入ってから、ジェットエンジンの音や水洗トイレの流水音などの騒音を聞かせた。脳波測定の結果、性別にかかわらず紡錘波が多く現れる被験者ほど睡眠が騒音に妨害されにくい傾向にあると明らかになったという。
 紡錘波(スピンドル)は14Hz前後の速い波で、この脳波が出現し始めると眼球運動は停止し呼吸は規則正しい寝息になる。すべての人から検出され、視床(ししょう)という脳の一部位によって制御されている。脳のさまざまな部位に知覚情報を中継伝達するのが視床の役割だ。睡眠時に現れる脳波については未知の部分が多くあり、例えば、紡錘波の量が人によって異なる理由はまだわかっていない。
 しかし今回の研究は、睡眠障害を抱える人の症状改善につながるかもしれないとエレンボーゲン氏は語る。現代の社会では、睡眠中に何度も目を覚ます「中途覚醒」に悩む人が多く、その原因の1つはさまざまな生活騒音にあると言われている。早朝のゴミ収集車や老朽化してきしむ配管に加え、われわれの身の周りには、耳障りな電子音を発する電化製品も増えてきた。
 エレンボーゲン氏は、「紡錘波が発生するプロセスを応用すれば、中途覚醒を克服できるかもしれない」と話す。一例として、眠りが浅い人の紡錘波を増やす薬を開発できる可能性があるという。
 現在は、紡錘波の状態を調べて、個人が持つ騒音に対する耐性を予測できるかどうか調べているところだ。実現すれば、生活環境の選択など、重要な決定をする上での参考になるだろう。都会の喧騒が肌に合わない人は案外多いかもしれない。

 今回の研究結果は、8月10日発行の「Current Biology」誌に掲載されている。
Photograph by Stephen Alvarez, National Geographic




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