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[Ⅶ-21]<脳とからだ・人類の発達。医療の最新治療>プレス。

<ナショナルジオグラフィックニュース>夢を見ると創造性が増す?

 
 <ナショナルジオグラフィックニュース>熟睡のカギを握る脳波が明らかに <ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト>睡眠時の脳は記憶を“選別”する
August 18, 2010

 睡眠が頭の働きをスムーズにする証拠がまた1つ得られた。昼寝も効果があるらしい。今回発表された研究によると、睡眠中の夢が記憶力と創造性を高め、未来を見通す力が高まる可能性があるという。
 8月13日、アメリカ心理学会(APA)の年次総会で、カリフォルニア大学サンディエゴ校の精神医学者サラ・メドニック氏率いる研究チームが発表を行った。レム睡眠を含む仮眠を取った人は、創造性を測る単語テストの結果が良好だったという。レム睡眠とは急速な眼球運動を伴う眠りで、この時に夢を見る可能性が最も高い。寝ながら脳が活動している間に、アイデアの新しい組み合わせが生まれると同氏は報告した。
 実験は午前と午後の2部に分けられ、それぞれ別のテストが実施された。被験者は午前中に単語の類推テストを受けた。例えば、「chips=salty, candy=?」(ポテトチップス=塩辛い、飴=?)という問題で、正解は「sweet」(甘い)となる。
 午前のテストが終了した後、正午から90分の休憩時間中に脳の活動がモニターされた。休憩中の被験者は3種の行動を選んだ。ノンレム睡眠とレム睡眠を含む仮眠を取った第1グループ、ノンレム睡眠だけの第2グループ、そして休憩中ずっと起きていた第3グループだ。ノンレム睡眠とはレム睡眠の前に訪れる深い眠りで、通常1時間以上続く。
 休憩後、午後のテストが実施された。一見無関係な3つの単語に共通する単語を1つ答えるというものだ。例えば、「cookie」(クッキー)、「heart」(ハート)、「sixteen」(16)に関連する共通の単語は「sweet」となる。お菓子のクッキーはsweetな味、愛しい人は「sweet heart」、「sweet sixteen」で「花の16歳」だ。さらに午後の問題の正解の多くは、午前の類推テストの正解と同じ単語になるように作られていた。
 その結果、正解が午前と午後で共通な問題(前述のどちらも「sweet」の場合など)では、レム睡眠を取った第1グループが正解率を約40%向上させた。一方でノンレム睡眠だけの第2グループ、まったく寝なかった第3グループの正解率は変わらなかった。
 つまりレム睡眠が、類推テストと関連付けテストの一見無関係な解答に関連性を見出す能力をアップさせたと考えられる。
 メドニック氏は、どのグループも午前の解答を記憶していたという点では変わりはないと強調する。つまり、午後のテストで記憶力を単に測ったのではなく、「単語の記憶を組み替えて、ほかの文脈や状況でその単語を呼び出す」役割をレム睡眠が果たすと証明したのだという。
 記憶の改善以外にも睡眠には、未来に想像を巡らせる力を養い、正しい方向性を見いだせるようになる効用もある。
「人は未来を想像するときに、過去に経験した事柄を結び付け直している」と、ハーバード大学の精神医学者ダニエル・シャクター氏は、米ナショナルジオグラフィック ニュースの取材に対して話す。
 同氏はメドニック氏とは別の研究を行っており、13日のアメリカ心理学会の年次総会で、海馬などの記憶をつかさどる脳の領域が、未来を想像するときにも活発化したと発表した。
「レム睡眠が魔法の水晶玉かどうかはわからない。でも睡眠中の夢には、過去の経験を呼び戻して再構築する役割があると考えている」。

Photograph by Raul Touzon, National Geographic




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