あなたは、夫の暴力・DVを容認していませんか? 暴力のある家庭環境で暮らす子どもの心を守ることを忘れていませんか?

[Ⅶ-12]<いじめ・差別・貧困>新聞事件簿。傷ついた子どもの悲鳴

<中日新聞>【いじめと生きる】世界中で・・ 英国 解決の道、仲間が手助け

 
 <中日新聞>【いじめと生きる】世界中で・・ 韓国 ネットでも「暴力」横行 <中日新聞>【いじめと生きる】第7部 大人たちへ (5)本音
2007年6月17日

 「仲良しだった友達とケンカして疎外感を感じていた中一女子の話し相手になったら、思い悩む必要はないと自信を取り戻してくれた」。こう語る中学三年のジャスミンさん(14)の表情は、少し誇らしげだった。

 中学二年のフィリックス君(13)も「いじめで学校へ来たくないという中一男子が、私の励ましで登校を続けるうちに、友達との関係を改善することができた」と話した。

 いじめ対策の一環として、上級生らが悩みを抱える子の相談相手になるピア・サポート。ピアは同輩、仲間といった意味だ。

 一九九三年から実践するロンドンのアクランド・バーリー中高学校(全校約千人)では、いじめがなくなったとは言えないが、「学校を安全な場所と考えている生徒が97%」という成果を挙げている。

 聞き役のトレーニングを受けて、昼休みや放課後にサポーターを務めるのは中学二、三年生の約二割。ジャスミンさんのように小学校時代にいじめを受けた経験を持つ生徒も少なくない。

 担当のバビィ・ヒレル教諭は「彼らは自分たちの力で、いい学校をつくりたいと願っている。教師や親が信頼して任せれば、うまく機能する」。

 英国でピア・サポートを普及させたサリー大学のヘレン・コーウィー教授は「いじめ対策には、子どもを孤立させない“仲間”づくりが大切。サポーターがその役割を果たしている」と強調した。

  (ロンドン・岡安大助)

 ◆日本では… 当事者調査し「子ども裁判」
 「ピア・サポート」「いじめ裁判」などの取り組みは一部だが、日本でも導入されている。共通するのは「子どもたち自身の力による解決」を目指している点だ。

 岐阜県大垣市立北小学校の平墳(ひらつか)雅弘教諭(50)は「子ども裁判」を、担任や副担任を務めた小中学校のクラスで十数年にわたり実践してきた。

 クラスの「人権委員会」が「悩みアンケート」を定期的にする。「〇〇さんが仲間外れにされている」などの記入があると、被害者や加害者に聞き取り調査をし「裁判」を開く。その席では、人権委員、当事者、同席の教諭が十分に意見を出し合って和解する。裁判は当事者が了解すればクラス全員に公開する。

 裁判は経験が生んだ。生徒を個別に呼んで指導すると、「先生にチクった」と裏でいじめがエスカレートするなど、「子どもの世界」の壁を感じた。それが裁判だと、いじめっ子が「魔法にでもかかったように素直にうなずき、解決に向かう」という。

 子どもが耳を傾けるのは子どもの言葉だ、と平墳教諭は言う。

 ■親に罰金 英国の市民団体「いじめ撲滅協会」の調査によると、児童生徒約700万人のうち42%が、いじめで学校を休んだ経験があるという。いじめを許さない文化を醸成するため今春、いじめ加害者の親に罰金1000ポンド(約24万円)を科す法律が施行された。




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