あなたは、夫の暴力・DVを容認していませんか? 暴力のある家庭環境で暮らす子どもの心を守ることを忘れていませんか?

DV被害支援室poco a poco 庄司薫のコラム

年末を前にして..。俺は精一杯やっている! 自分だけがかわいいバタラー

 
 <読売新聞>6か月次女「揺さぶり死」容疑、母親を逮捕 <毎日新聞>児童虐待防止:親権停止も必要 法務省研究会報告書提出へ
 「俺はやれることはやっているじゃないか! お前は、何が不満なんだ!」と声を荒げる。
 自分は精一杯やってあげているのに、感謝もせず、たてついてばかり。自分が悪者にされた、かわいそうな自分と、ひとり被害妄想を募らせ、その報われない思いを怒りに変え、心の中に溜め込んでいく。
 ひとまず歩み寄り(ご機嫌とり)のことばを投げかけてみる。・・。無視してきやがった。俺に意見をいいやがった。このどこかのタイミングで、怒りを爆発させるかも知れない。
 自分のいうことをきかない妻..。
 この家の主人は俺なんだ! 二度と生意気な口をきかないように、ちゃんとわからせないといけない。それが強い真の男なんだ、と・・。
 大声で罵声を浴びせる。怯え、身を竦ませている妻の姿がある。そう、それでいいんだ。バカにしやがって! 俺の凄さを思い知れ! 

 バタラーは、子どもの前で、ことばであなたを卑下し、侮蔑し、ときに金を取り上げ、子どもには高価なものを与える。家の金を握っているのは俺なんだと、力があるのは俺なんだ。刃向かったら、どううなるかわかっているんだろうな!と・・。
 そうしておけば、女、子どもはみな俺に許しをこい、なびくはず。
 そうしておけば、俺から逃れられる訳がない、とタカを踏んでいる。
 頭の中には、子どものころに親から与えられなかった幸せな家族像、夫婦像がある。俺に文句をいう、意見をいうのは、その空想の中で創りあげた虚像の幸せとは程遠い。だから、いうことをきかせなくてはならない。
 そして、毎年、ウチは幸せな家族をアピールするため、写真館で家族写真を撮り、年賀状にする。
 今年もまた、虚像を取り繕うためにアピールする、その季節がやってきた・・。




もくじ   3kaku_s_L.png   DV被害支援室poco a poco 庄司薫のコラム
FC2 Blog Ranking
   

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

~ Trackback ~

トラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【<読売新聞>6か月次女「揺さぶり死」容疑、母親を逮捕】へ
  • 【<毎日新聞>児童虐待防止:親権停止も必要 法務省研究会報告書提出へ】へ