あなたは、夫の暴力・DVを容認していませんか? 暴力のある家庭環境で暮らす子どもの心を守ることを忘れていませんか?

[Ⅲ-10]暴力の影響を「事例」で学ぶ。(Ⅴ) 添付資料:ワークシート

あなたの人生のシナリオは変えられる!

 
 年末年始の帰省、DVを自覚した被害者に緊張が高まる.. <毎日新聞>虐待:親権2年停止 「喪失」に加え新設へ 法制審部会
1.交流分析(TA)-脚本分析とは..
 DV被害者が、夫からの暴力で傷ついた心、DV環境で暮らすことを余儀なくされ、自身も親からの暴力を受け心を傷めた被虐待者(AC)に対する<心のケア>、異常な状態からの”回復アプローチ”のひとつとして、かつてTAトレーナーをしていた私は、交流分析(TA)の中の《脚本分析》の流れを取り入れています。
 脚本分析とは、交流分析(TA)の柱となる分析のうちのひとつで、自分発見と対人関係の科学にもとづいた脚本を考えるのが<脚本分析>です。
 脚本とは、知らず知らずのうちに自分の中に書き溜めてきた「自己演出法」のようなもので、人は誰でも、人生の過程で周囲から”さまざまな影響”を受けてきています。そのさまざまな影響に応じて、人は無意識のうちに一定の役割りを演じるようになっていくのです。そして、その演出方法は、次第に固定化されていきます。それは、本人にも避けがたい、不可解なほど強力な力となって働きはじめていきます。
 つまり、親の影響、中でも親からの暴力や、夫からの暴力によって、自身の意志とはまったく無関係に、自分自身を、自分の人生を演じられなければならなくなってしまうのです。
 バーンは、脚本とは、人生の早期に”親の影響のもと”に発達し、現在も進行中のプログラムをいい、個人の人生の最も重要な局面で、どう行動しなければならないのかを指図するものである、といっています。私たちが持っている脚本は4歳までにその要点が決まり、7歳までにだいたいのストリーが決まってしまうということです。これは、レポートの中での
、脳の発育とトラウマのところと重なります。
 自分の脚本が、どのようなものかがわかったら、今度は意志を持って書き直し、新しい自分を演じられるようになります。つまり、脚本を知ることで、脚本に縛られず、自分で自分の脚本を書き直すことができると考えのです。自分はどう演じればいいか自分で考え、意見をいったり、場合によってはセリフを書き換えることも可能性なのです。
 そのために、まず脚本を分析し、自分のドラマを理解する作業が「脚本分析」というものです。
 交流分析(TA)でよく知られる<エゴグラム>に代表される「構造分析」では、自我構造をみることで、<自分>を知ろうと試みます。この「脚本分析」では、第三者の手を借り、それをさらに一歩進め、周囲の環境まで含めたシチュエーションの中で自分を視ることで、深く自分を知ろうとするものです。
 つまり、これまでの<自分の人生>を客観的に視るという作業といえます。


2.脚本と脚本装置
(1)脚本
①破壊的脚本..悪い脚本(狭義の脚本)
 脚本分析によって、自分を縛っている悪い部分を知り、よりよい脚本③に書き換えることが目的となります。そのため、悪い脚本の成り立ちを考えることが必要となります。
②平凡な脚本
③勝利者の脚本(自己実現に至る脚本)..よい脚本

(2)脚本装置
 脚本装置とは、狭義の脚本<破壊的脚本>の分析をするための”切り口”になるものです。
①結末
 人生ドラマのラストシーンにあたり、”運命”といわれるものです。「私ってこういう運命なのよ、きっと」と決め込んでしまって、自分で脚本に書き込んだラストシーンです。
 どんな<結末>を描くかは、幼児期のさまざまな体験に影響されてしまいます。中でも、最も影響が大きいのが、両親があなたにとってきた”ことば”や”態度”です。例えば、「死んでしまえ!」「このろくでなし!」といった罵声、あるいは体罰を受けて育った子どもが、それらを呪いのように受け止め、脚本の中に書き込んでしまうのです。その結果、脚本に悲劇的な<結末>をもたらす可能性が大きいといわれています。

②禁止令
 親からの理不尽で、否定的なメッセージを<禁止令(インジャクション)>といいます。禁止令とは、繰り返しいわれ、違反すると罰を与えられているような命令を指し、<結末>をはじめとする脚本全体に大きな影響を与えるものです。
 バーンは、そのレベルによって禁止令を3段階に分けています。
a)勝利者の脚本に寄与する禁止令..社会的にも認められている穏やかで常識的な否定。「身体を壊してはいけない」「むちゃをするな」など。
b)非勝利者の脚本に寄与する禁止令..矛盾や当惑をはらんだ合理的根拠に乏しい否定。「泣くんじゃない」「そんな本を読んではいけません」など。
c)敗北者の脚本に寄与する禁止令..明らかに不条理で、子どもに恐怖を抱かせる否定。「お前など産まなきゃよかった」「お前など死んでしまえ!」などのことば、暴力行動。

<グルーティング(夫婦)の12の禁止令>
1.存在してはいけない
 「あんたなんか生まれてこなきゃよかったのよ」に代表される最も否定的で、強烈な禁止令です。この禁止令で育った人の結末に<自殺>が多いといわれています。
2.男の子(女の子)であってはいけない
 「女は損よ」「あんたが男の子だったらねぇ」といった性のアイデンティティを否定するメッセージです。
3.子どもであってはいけない
 経済的に貧困で早くから稼ぎ手とならざるを得なかったり、あまりにも厳格で童心を、子どもらしい無邪気さ許さない家庭などが与えやすいメッセージと考えられています。父親が死んで、「あなたが頼りよ」といわれた長男が、その期待に必死に応えようとするのが、いい例です。
4.成長してはいけない
 過保護な母親にいつまでも「○○ちゃんが一番大事よ」と溺愛されたり、祖父母に猫かわいがりされた場合に、この禁止令が書き込まれる可能性があります。末っ子がもらいやすい禁止令といわれています。
5.成功してはいけない
 「お前は何もやってもダメだ」に代表される禁止令で、退学、破談、転機などの挫折や失敗に結びつくメッセージです。
6.何もしてはいけない
 何かしようとするたびに「危ないからダメよ」などと禁じてしまうものです。子どもは「自分で判断しない方がいい」と思い込み、消極的で優柔不断な人になってしまうといわれています。
7.重要な人になってはいけない
 「黙っていなさい」「子どもはあっちへ行ってなさい」など、大人ばかりを尊重し、子どもの主張を認めない抑圧的な家庭から受けやすいメッセージです。子どもは自分を軽視し、目立たないように生きようとします。
8.所属してはいけない
 「あんな子と遊んではいけません」「部活なんかしていたら、受験に失敗するぞ」など、非社交的だったり、子どもの活動を制限したりする親から受けやすいメッセージです。子どもは<自分はどこにも属さないから、誰からも愛されない>と思い込んでしまう可能性があります。
9.愛してはいけない、愛されてはいけない
 決定的な愛情不足、スキンシップ不足からくる禁止令です。両親の離婚や別居を経験したり、養育者が何度も変わった子どもが受けやすいといわれています。
10.健康であってはいけない(正気であってはいけない)
 子どもが病気のときは熱心に世話をするが、普段はあまり子どもにかまわない親からもらいやすい禁止令です。子どもは「病気になればかわいがってもらえる」という思いから、<不健康になる>と決心してしまいます。
11.考えてはいけない
 両親のエゴグラム上のA(アダルト)が、極端に低い場合に受けとる禁止令です。問題が起こるとオロオロするなど、混乱しやすく、頼りにならない親を見て、子どもは<難しいことは考えない>と思うようになってしまいます。
12.自然に感じてはいけない
 悲しみや怒り、喜びなどの感情を禁じる禁止令です。この禁止令が強く働くと、<感情を表現してはいけない><身体感覚を感じてはいけない>というメッセージを受け止めてしまい、心身症に陥る可能性がでてきます。

③悪魔のささやき
 行動をとる前に必ず心に現われ、「~しようよ」と呼びかけること声のことです。<結末>に向かって、脚本を進行させるように働く強化因子で、<誘発刺激>といいます。自我状態でいうと「P(ペアレント)」の働きで、<結末>にしたがって一定の行動をとるようにと、親的な指導力で強く挑発するものです。

④神の教え
 脚本に書き込まれた健全で適切な教訓のことです。子どもの健やかな成長を望む親のことばや態度がベースになっています。自分の中の親の自我状態、主に養護的な「NP」の働きによって発信されるものです。
 <対抗脚本>とは、禁止令に対抗する肯定的でよいことばが使われたメッセージです。しかし、基本的な構えが”not OK”の人には、せっかくのいいことばも悪く働くことがあります。「急ぎなさい」というメッセージが、not OKの人には「急いではことを仕損じる」と受け取られてしまい、結局は「やっぱりのんびり行こう」と脚本を進行させてしまいます。

⑤行動の手本
 親の「A」から子どもの「A」に向けて発信されるメッセージで、<神の教え>を実現するためには、具体的にどう行動をしなければならないのかを示すものです。子どもは同性の親をモデルにして、行動に仕方や考え方を身につけます(同一化)。このモデル、サンプルとなるのが<行動の手本>です。
 親の読書量が多ければ、子どもの自然に本を手にします。父親が競馬新聞を読み、家で寝転んで一升ビンを片手に「ちゃんと勉強しろ!」といったところで、素直に勉強する子どもは少なくなってしまいます。

⑥小悪魔の誘惑
 脚本の中にセットされている<どんでん返し>の装置です。<悪魔のささやき>が「P」の働きで発信される強化因子なら、<小悪魔の誘惑>はそれに従おうとする「C(チャイルド)」の働きとなります。

⑦脚本からの解放
 脚本から自由にする力です。これまで自分自身を縛っていた<禁止令>を解除し、<結末>をハッピーエンドに変えようと働く<内的解放>を意味します。
 脚本分析によって、自分の脚本に気づくことが理想的です。しかし、場合によっては、環境の変化や一定の年月を経ることで、自然に脚本から解放されることもあります。
 人生の脚本は、書き直すことができます。それは、脚本の意味に気づき、そこから解放する力を得れば、誰にでもできることです。<脚本の変更を決定する>のは、自分の意志に他ならないのです。
 脚本は、現在も進行中のプログラムです。縛られたままの人生ドラマは、決められた<結末>に向かって、今も、これからも放映され続けていきます。しかし、自分の意志さえあれば、そのドラマに新しい展開を生みだすことは可能なのです。


3-1.脚本分析 あなたの「今」は? ドラマのコンセプトを考える
 自分の現状を見直し、事実を答えてください。
・あなたの人生のドラマがはじまったのは、いつか(生年月日を書く)
・あなたは、周囲の人にとってどのようによばれていたか(小さいころ、今)
・あなたは、コメディアンか、悲劇のヒーローまたはヒロインか。ドラマ全体の雰囲気は喜劇か、悲劇か
・あなたの家族は、喜劇役者タイプか、ほんわかしたホームドラマタイプか、個性的な性格俳優か。たとえば、家に来客があったとき、あなたの家族がどんなふうにふるまっっているか
・子ども時代にあなたが好きだった人、ヒーローやアイドル的存在は何か
・今のあなたには尊敬する人、目標とする人はいるか。それは誰か
・自分の人生ドラマの結果は、どんな童話やおとぎ話のストーリーに似ていると思うか
・あなたには人生の夢(目標やめざすもの)があるか。それはどんな夢、目標か
・あなたにとって理想的な生活とは、どのようになものか
・人生で一番欲しいと思っているものは何か
・最終章はハッピーエンドか、悲惨な話になりそうか
・あなたの人生ドラマのテーマは何か。主人公のモットー、ドラマを通してなにを訴えたいのかなどを考え、あなたのドラマの宣伝用キャッチフレーズをつくってみる
・最後に、あなたの人生ドラマのタイトルを考える
 以上が、「今、ここ」での生き方を知るための質問です。一番重要なのは、あなたが「今、ここ」に生き、暮らしているという現実です。
 過去と他人は変えられないのです。「今、ここ」を大切に生きる、これが、交流分析の哲学なのです。


3-2.脚本分析 あなたの”生き癖”は? ディティールをチェックする
 どのようなシチュエーションのときに、どのようなセリフをいい、どのような態度をとるか? 具体的に、偽らずに答えてください。
・現在、あなたは何をして過ごす時間が多いか。仕事か、恋愛か、家事か、趣味か、レジャーか
・あなたの気持ちを一番壮快にするのは、どのような種類の感情か。喜びか、楽しみか、それとも怒りか
・最近、あなたが不愉快な気分になったのは、どのようなときか
・以前にも、同じようなことで不愉快な気分を味わったことがあるか
・あなたが一番イヤな気分になるのは、どのような種類の感情か。不安、焦り、無力感、それとも憎悪か
・気分を害したり、イライラしたとき、身体に何か症状(頭痛、下痢、じんましん等)がでるか
・何かコトを起こす前に、どのくらい先のことまで予測し、心配するか
・あなたは、どのような夢(眠るときにみる夢)をよく見るか
・誰かと意見が対立したとき、徹底的に議論するか。それとも妥協したり、従ったりするか
・「もしかなうのもなら」「あのことさえなければ」という題で作文を書くとしたら、どのような話を書くか
・「ドラえもん」が実在したら、何をだして欲しいか
・小学校時代、友だちは多い方だったか
・先生との関係はどうだったか。好きな先生がいたか
・思春期(10~15歳:小学4年生~中学3年生)に仲間と話すとき、どんな話題が多かったか
・結婚しているか。結婚したいか。結婚をやめたいか
・今から5年後に、あなたは何をしているか
・今から10年後に、あなたはどうなっているか
・老後について、どのような計画を持っているか
・あなたは、何歳まで生きるつもりでいるか
・臨終に立ち会ってくれるのは誰か。その人に、どんなことばを残すか。また、その人は、どのようなことばをかけてくれると思うか
 以上が、主に<考え方、行動、対人関係>に関する質問です。そして、次の4つの着眼点に則りチェックします。
・答えの中に、繰り返しでてくることばはあったか?
・今の悩みと同じようなことで、以前にも悩んだのではないか?
・現在困っている対人関係のこじれは、人や状況が違っても、少し前に同じようなシチュエーションで経験したのではないか?
・以前にも、同じようなことで心を痛め、睡眠時間が少なくなったことはないか?

 脚本には、一定の行動様式、コトにあたるときの取り組み方、考え方、あるいは人に対する態度など、細かいことまで設定されています。
 たとえば、a)なぜだかわからないけれども、いつもコウシテしまう。b)いけないと思っていても、ついアンナコトをいってしまう..ということはないか? <コウシテ><アンナコト>こそ、知らず知らず脚本に仕込んだ<禁止令>や<悪魔のささやき><神の教え><行動の基本><小悪魔の誘惑>などの脚本装置の働きに他ならないのです。
 こうした観点から、答えを見直し、人生脚本をチェックしていくことによって、今の自分が繰り返している<悪いパターン>が見えてくるのです。
 また、最近、不愉快にさせているものと、過去に不愉快にさせたものの共通点は何か?
 これがわかると、今、悩まされていることを解決する糸口になるかも知れません。


3-3.脚本分析 あなたの脚本装置を徹底的に分析する 脚本はどのようなもので、どのようにしてできたのか
 根本的な問題を探る質問です。自分の姿を直視し、厳しく分析することが必要になります。
<両親について>
・あなたの両親はどのような人か。職業、性格、生い立ちなどを答える
・あなたの兄弟姉妹の数と、性別は何か
・両親、兄弟以外で同居していた(している)人はいるか
・あなたの誕生は、両親の人生設計に入っていたか。両親は子どもを欲しがっていたか
・あなたの誕生は、祝福されたものだったか
・あなたが女(あるいは男)であったことに対して、両親また家族はどう反応したか
・あなたの名前をつけたのは誰か。その由来は何か
・子どものころ、あなたは家族の中でどのような地位を占めていたか(ex.家族のアイドル、おとなしく存在感がない、など)
・あなた自身の戸籍謄本や出生証明書、母子手帳などを見たことがあるか。また、それについて両親と話したことがあるか
・あなたの家庭では、食事のとき、どんなことをよく話題にしたか

<両親の教えと、あなたのもった感情について>
・幼いときのあなたの世話を、主にしたのは誰か(ex.母、父、祖母、母の姉妹など)
・両親は、どのような方針であなたを育てたと思うか
・しつけで一番厳しくいわれたことは何か
・ほめられたことで、一番覚えているのはどんなことか
・小さいとき、周囲の大人からどのような評価を主に受けていたか(ex.いい子ね、いたずらっ子、生意気だ、など)
・両親は、どのような人を尊敬しているか。あなたもそのタイプの人を尊敬できるか
・両親は、どのような人を軽蔑しているか。あなたもそのタイプの人を軽蔑するか
・子どものころ、両親が夫婦ケンカをしたとき、あなたはどのような気持ちだったか
・父親は、母親を殴ったか。また、あなたは父母に殴られたことがあるか
・両親が離婚をしたり、浮気などで問題を起こしたことがあるか
・両親には、簡単に解決できないような問題が何かあったか
・両親は、家族に問題が起きたとき、どのような対応をしたか
・両親が困っているとき、助けてあげたいと思ったか。実際にどのようなことをしたか。あるいは、するつもりだったか
・両親がとくに協調し、教えたことは何か。両親が好んだ格言、人生訓、たとえ話があるか
・両親がとくに禁じたことは何か

<あなた自身について>
・自分のどのようなところが一番好きか
・自分のどのようなところが一番嫌いか
・病気をしたことがあるか。または、家族が思い病気になったことがあるか
・非行や法に触れる行為を犯したことがあるか。または、家族が犯罪を犯したことがあるか
・思春期のころ、あなたが世の中で最低だと思ったのは、どのような人か
・不愉快な目にあったとき、どのような気持ちになることが多いか(ex.イライラする、悲しい、恐怖、あきらめ、など)、そのとき、両親はあなたにどのような対応をしたか
・最初にそういう感情が芽生えたのは、いつころのことだと覚えているか
・性にまつわる問題で、悩んだり、引け目に感じたことがあるか
・自分の人生をメチャメチャにしたいと思ったことがあるか。そのために、何をしようとしたか
・自殺をしようと思ったことがあるか。最後にそう思ったのはいつか
・現在までのあなたの人生ドラマにおいて、結局、あなたは勝者か、敗者か。いい換えると、幸せだったか、それとも不幸な人だったか
・あなたは、自分の墓碑銘に何と書かれているか。また、どのように書かれたいか

 両親が自分に与えた教えと、それに対する自分自身の反応を思い起こします。
 その結果、自分が、どのような<禁止令>や<神の教え>を親からもらっていたのか、それを、どう脚本に書き込んだのかがわかってきます。
 自分が、どのようない人間か、を見つめます。
 行動や考え方のベースになっている脚本がわかってくると、自分を見る視点がより深く的確なものに変わってきます。
 「墓碑銘に何を書くか?」には、人生のテーマが凝縮され、要約されています。
 自分の人生をふりかえり、残りの人生を予測しながら、何よりも「今、ここ」にいる自分の姿をことばの中に反映させています。

 <脚本からの解放>とは、あなたが、どのような人生を生きたいか? どのような自分になりたいか? といった人生の目標を意味します。
 今の脚本には、どのような自分が描かれているか?
 そのあなた自身に満足か?
 それは、あなたの目標とする”自分”と、どのように違うか?
 
 夫から暴力、DVを受けている被害者、DV環境で暮らすことを余儀なくされてしまった被虐待者に共通しているのが、子どもが親元を離れ、独立をしたあと、<どのようなことをしたいですか?>の問いかけに、夢はない、長く生きていてもしょうがない..といった回答が返ってくることです。
 私は願っています。暴力がない生活の中で、自分の人生を生きたい、と声にだしてくれる日がくることを..。

2010.10/5
2013.2/14 再編集
2013.4/24 ブログ再構成・再編集にともない掲載場所を移動



もくじ   3kaku_s_L.png   [Ⅲ-10]暴力の影響を「事例」で学ぶ。(Ⅴ) 添付資料:ワークシート
FC2 Blog Ranking
   

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

~ Trackback ~

トラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【年末年始の帰省、DVを自覚した被害者に緊張が高まる..】へ
  • 【<毎日新聞>虐待:親権2年停止 「喪失」に加え新設へ 法制審部会】へ