あなたは、夫の暴力・DVを容認していませんか? 暴力のある家庭環境で暮らす子どもの心を守ることを忘れていませんか?

[Ⅲ-1]暴力の影響を「事例」で学ぶ。虐待とDVの早期発見・支援。母と子どもが暴力から脱するための手引き

-目 次-

 
 はじめに(DV理解-1.2.3.4.5)** 暴力の影響を「事例」で学ぶ。DVの早期発見・支援。母と子どもが暴力から脱するための手引き
* 現在、この「手引き」は、第3次改訂の編集をおこなっています。編集終了後、差し替えていきます。

あいさつ
・暴力描写や性的表現による「トラウマ反応」表出のリスク
・「事例で学ぶ」ということ

目次

はじめに
(DV理解-1)
①ドメスティック・バイオレンス(DV)とは
②DV加害者の人物特性
(DV理解-2.暴力とは)
①自己肯定感や自尊心の回復をはかるための暴力の行使
②人は、なぜ暴力的な行為に及ぶのか
③生存本能に及ぼす危機(ストレス)が、脳をつくるという意味..
④暴力のある家庭環境は、「暴力に順応した考え方の癖」をつくりあげる
(DV理解-3.被害者に必要な自己理解)
①「いいか」「悪いか」と二元論で、ものごとを判断しないこと
②相反する拒絶と受容による“思考混乱”が逃げる気力を奪う
③DV被害にあったとき、理想的な被害者の対応と行動を拒む要因
④承認欲求”を満たす親の期待に応えための結婚・人生は、認知の歪みによる
⑤危険な「きっと、加害者更生プログラムを受ければ変わってくれる」との思い
⑥DV環境下での離婚。「片親にしたらかわいそう」との考えを持ち込まない
(DV理解-4.難しいけれど、受け入れる)
①面前DV=子どもが、両親間の暴力を目撃すること
②面前DV。子どもがDVの最大の被害者と認識する意味
③行為は同じで、「過干渉・過保護」「いき過ぎた教育」「厳しいしつけ」とことばが置き換えられる親からの虐待
④DV環境下で子ども。大人になり、その事実を受け入れられないとき…
⑤関心を持ち、疑問を抱き、調べ、事実を知る
(DV理解-5.離婚を実現し、DVを断ち切る)
①常識的で一般論的な考えは持ち込まない。「身を守る」という選択
②第三者に、DVの事実を正確に伝える。それは、“思い(感情)にフォーカスしない”こと
③暴力に順応した考え方の癖(認知の歪み)へのアプローチ
④援助者は、被害者の精神的な負担を考慮して最短の解決を目指す
⑤援助者に欠かせない暴力の後遺症への理解
⑥特異な性質を持つDV離婚事件。DV立証に欠かせない用意周到な準備


第1部

プロローグ
1.人の脳の機能は、生まれ育った環境に合うようにつくられる
(1) 必要のない脳の機能を発達させないリスク
(2) 人類の歩みにとって、危機的な状況とは
(3) 危機的状況がもたらす脳のトラブル
(4) 発達期の脳のダメージは、鬱や衝動的攻撃性をもたらす

2.「人が人を殺す」という行為は、本当に異常なのか?
(1) 糖質(炭水化物)は、コカインより中毒性が高い
(2) 中毒性の高い小麦の栽培。人類の定住化が殺し合いの原点
(3) 乳幼児期、心地よさが欠乏。快感中枢が渇望状態に
(4) 「快感中枢」を刺激し、中毒性を伴う“暴力”と“性行為”
(5) 中毒化した脳が暴走したとき、規定や規範は無力
(6) 狩りと武器。競うこと、権力を握ることの意味
(7) 意思決定、「遅いシステム」の未習熟が招く悲劇
(8) 性暴力。自尊心を回復するための承認欲求を満たすための行為
(9) 「人が人を傷つけない」ために、いま、できること

3.東日本大震災後の児童虐待とDVの増加。
-戦争体験によるPTSDの発症から学べるものはなにか-
(1) 東日本大震災後、児童虐待・DVが増加
(2) PTSDの“晩発性”という特性
(3) アメリカ社会、帰還兵が抱える精神的障害
 ・事例1-3
(4) 絶望、戦地に戻りたい衝動と殺人・暴力・レイプ
 ・事例4
(5) 女性兵士の33.5%が、米軍内でレイプされている
 ・事例5
(6) 大戦の被災者と大震災の被災者、傷つき、失ったものは同じ
(7) 東日本大震災後の現状、いま、阪神淡路大震災から学ぶこと

4.差別と女性の貧困、そして、児童虐待とDV
 ・事例6-9
(1) 貧困の世代間連鎖
(2) 差別という暴力、そして、同和問題
 ・事例10
  ・家族システムを崩壊させた“富国強兵策”
  ・「内助の功」という教え。それは、DVを許す考え方
 ・日本のママカーストとマタニティハラスメントは、“同質”で異常
  (事例11-12)
・女性性、男性性が認められないということ
(3) 貧困と教育
(4) ひきこもりと貧困、精神疾患・発達障害との関係
(5) 貧困と犯罪
(6) 家出と「宿カレ」という問題
(7) 外国人母子家庭
  ・事例13
  ・外国籍のDV被害女性特有の問題
(8) 社会的養護下の子どもたち
 ・事例14

-「日本社会にひとつの構図」を数字で読み解く-


Ⅰ.密接な関係。児童虐待とドメスティック・バイオレンス
-DV事件等のデータ-

5.DVは、夫婦の関係、親子の関係になにをもたらすか
  ・事例15
 ・事例16-17(分析研究1-2)

(1) 暴力のある環境に順応するということ
(2) DVの本質。暴力で支配されるということ
  ・事例18 同棲した男からのDV被害は、つきまとい・ストーカー行為からはじまった
  ・事例19 暴力の連鎖。暴力のある家庭環境で育った夫によるDV、息子をかばう義母の暴言
  ・事例20 たとえ一度の暴力でも、その後、心が凍るほどの恐怖に支配される
  ・事例21 暴力と知りながら、助けてくれない人たち
  ・事例22 離婚の決意。凄惨なDV被害よりも愛人をつくったことに思いが
  ・事例23 夫の暴力から逃げる難しさ
  ・事例24-26(分析研究3-5)
(3) DVとは、どのような暴力をいうのか
・事例27-53
(4) DV被害者にとって、区別し難い解釈
(5) DVでない暴力、DVそのものの暴力
・事例54
・“障害の特性”が結果として暴力になる(自己正当化型ADHD、アスペルガー症候群)
  (事例55-59)
・サイコパス
(6) 被害者に見られる傾向
  ・レノア・E・ウォーカーの「暴力のサイクル理論」と「被虐待女性症候群」
  (事例60-61)
・暴力の後遺症としてのPTSD
  (事例62-64)
  ・被虐待体験による後遺症
  ・カサンドラ症候群
  (事例65-67)
  ・事例68(分析研究6)
   (“恋愛幻想”下でのデートDV)
   (別れる決意、恐怖のストーカー体験)
   (再び別れ話を切りだし、酷くなる暴力)
   (DV環境下で育ってきた子どもの状況)
   (快楽刺激とトラウマティック・ボンディング)
   (感覚鈍磨と誤認)
   (退行願望)
   (トラウマティック・ボンディングとできない理由づくり)
   (別れることの障壁)
   (思考混乱、考えるということ)
  ・事例69(分析研究7)
   (「見捨てられ不安」と無視・無反応)
  (暴力の世代間連鎖、低い暴力への障壁)
   (暴力から逃れたあと、「共依存」へのアプローチ)
   (加害者の生い立ちに共感)
   (暴力のある家庭環境で育ったことを起因とする精神的脆弱さ)
  (被害者の空虚感、渇望感を埋める加害者の夢と財)
 ・暴力をエスカレートさせないために..「脅し」を含んだことばには、まず「ノー」という

6.デートDV。別れ話が発端となるストーカー事件
(1) デートDVの特徴としての“恋愛幻想”
・恋愛幻想の罠
・愛とはドラマチック
・事例70
・デートDVの問題点
(2) デートDV。人生に影響、リベンジポルノとレイプ
・リベンジポルノ
(事例71)
・レイプ 望まない性行為の強要と妊娠
(事例72-76)
(3) デートDVから結婚に至る経緯
  ・事例77-80(分析研究8-11)
(4) ストーカー行為。復縁を求めるものか、一方的な思慕か
 ・特徴的な間接的なストーカー行為(手段)
・特徴的な目的達成のための手段
  ・事例81-82
  ・DV後、ストーカー行為に及んだ加害者の特徴
・事例83
(5)「SRP」のストーカー類型、ストーキングの背景と特徴・介入
(6) デートDVとストーカー殺人
 ・事例84(事件研究4:桶川ストーカー殺人事件(平成11年10月))
  ・事例85(事件研究5:長崎ストーカー事件(平成23年12月))
 ・事例86(事件研究6:逗子ストーカー殺人事件(平成24年11月))
  ・事例87(事件研究7:三鷹ストーカー殺人事件(平成25年10月))

7.被害者心理。暴力でマインドコントロールされるということ
(1) ストックホルム症候群
  ・事例88(新潟少女監禁事件)
 ・親愛感情とリマ症候群
 ・性犯罪被害とストックホルム症候群
(2) 学習された無力感
  ・囚人実験と拘禁反応
 ・事例89(事件研究8:伊予市17歳少女殺害事件(平成24年8月))
  ・事例90(事件研究9:堺市傷害致死・死体遺棄事件(平成25年2月))
 ・事例91(事件研究10:元看護師4人組保険金連続殺害事件(平成12年))
  ・事例92(事件研究11:尼崎連続変死事件(平成23年11月))
 ・事例93(事件研究12:北九州連続監禁事件(平成10年3月))
  ・マインドコントロール・洗脳のプロセス
(3) ミルグラムのアイヒマン実験
  ・事例94(事件研究13:東大阪リンチ殺人事件(平成18年))
 ・事例95(事件研究14:茨城県龍ヶ崎市女性放置死事件(平成23年1月))
  ・事例96(事件研究15:大阪府門真市17歳少女変死事件(平成23年9月))
 ・群集心理、集団心理
  ・プロバガンダ
  ・ポピュリズム
(4) 暴力、洗脳、マインドコントロール
  ・事例97(事件研究16:福島悪魔祓い事件(平成7年))
 ・事例98(事件研究17:青森全裸監禁事件(平成24年))
  ・事例99(事件研究18:聖神中央協会信者少女性的暴行事件(平成17年4月))
 ・事例100(事件研究19:摂理女性信者性的暴行事件)
(5) 霊感商法、対人認知の心理
 ・事例101(事件研究20:明覚寺グループによる霊視商法事件)
  ・マッチポンプ
(6) 結婚詐欺師の言動・行動特性
(7) 自己啓発セミナー。それはカルト活動の隠れ蓑
 ・事例102(分析研究12)
  ・事例103(事例研究21:豊田商事グループ詐欺事件)
 ・事例104-105(分析研究13-14)

添付資料
・DV・夫の暴力、子への虐待チェック・ワークシート
・「ワークシート」にとり組んだあとのDV加害者特性のチェック


Ⅱ.児童虐待と面前DVの影響。
-暴力のある家庭環境で暮らす、育つということ-
-基礎編-
8.虐待の発見。DV家庭における子ども
(1) 子どもが最大の被害者
(2) 子どもは心を傷めている
  ・事例106
(3) 子どもの複雑の思いを理解する
(4) 子どもに表れる影響
 ・事例107-128
(5) 子どものSOS(発信するサイン)を見逃さない
・6つのこ食
 ・「食べてよい」、すなわち「おいしい」
  ・味は必要、危険のシグナル
  ・おいしさは食欲を刺激する
  ・おいしさは生命維持のために備わった快感
・砂糖の過剰摂取(ペットボトル症候群)と低血糖症
  ・情緒不安や体調不良。見逃しがちな気象変化

9.脳と子どもの発達
(1) 脳の仕組み
(2) 脳の発達(乳児期:0-1歳)
(3) 脳の発達(幼児期早期:1-3歳)
(4) 脳の発達(幼児期後期:3-6歳)
(5) 脳の発達の臨界期(感受期)
(6) 学童期(6-12歳)
(7) 思春期(10-15歳)と青年期(15-22歳)
(8) 男性と女性の脳の違い

10.トラウマと脳
(1) トラウマ(心的外傷)
(2) トラウマになりうるできごとに直面すると
(3) 単回性トラウマの子どもに見られる行動
(4) 慢性反復的トラウマ
(5) 慢性反復的トラウマがひきおこす7つの問題

11.慢性反復的トラウマの種類(児童虐待分類)と発達の障害
(1) ネグレクト(育児放棄)
<ネグレクトによる発達の障害>
(2) 身体的虐待
<身体的虐待による発達の障害>
(3) 心理的(精神的・情緒的)虐待
<精神的虐待による発達の障害>
(4) 性的虐待
<児童期性的虐待の基準(ハーマン著「父-娘 近親姦」抜粋)>
<性的虐待による発達の障害>

-応用編-
12.暴力のある家庭で育った子ども。発達段階で見られる傾向
(1) 乳児期。既に、母親と父親との関係性を理解している
 ・乳児部屋のおばけ
  ・産後うつ
(2) 発達の遅れ
 ・睡眠不足症候群(ISS)
  ・小児慢性疲労症候群(OCFS)
(3) ツラさを体調不良で訴える
 ・子どもの心身症
  ・子どもの気分障害
(4) ファンタジー色の強い子どもの解離
(5) 子どもが“ズル”をする深層心理
(6) 学童期(小学校低学年)にみられる被虐待児童たちの行動特徴
(7) 暴力を受けて育った子どもたちの脳では、なにがおきているか
(8) 反応性愛着障害(RAD)
(9) 失感情言語症(アレキシサイミア)と高次神経系トラブル
(10) 危機とPTSD
(11) 自己正当化型ADHDとAC
(12) 思春期・青年期の訪れとともに
 ・がまんさせられること、抑圧されることはなにをもたらすか
  ・父母の不和と暴力は、子どもの心の土台になる安心感と愛着を揺さぶる
 ・家族間の信頼関係を損なった子どもたち
  ・親に配慮しなければならない状況は、子どもに緊張を強いている
  ・子どもにとっての緊張とは
・親にとって都合のいい従順な子は、ありのままの私を認めて欲しいと訴える
  ・周りが輝いて見えるとき、人とのかかわりを避ける
  ・子どものために、“しつけ”と銘うった暴力が、子どもを従順な子にさせる
 ・思春期、男の子は14歳が母子間におけるターニングポイントになる
  ・女の子は、自分の命が大切だからこそ、傷つける価値があると思う
(13) 問題行動としての“依存”
  ・事例129-130
(14) 子どもに手をあげる背景。幼児期に抑圧された怒り
  ・事例131-136
(15) 回避的な意味を持つ子どもの「非行」
 ・事例137(事件研究22:広島県16歳少女集団暴行死事件(平成25年6月))
  ・事例138(事件研究23:大阪2児餓死事件(平成20年7月))
(16) 「キレる17歳」、理由なき犯罪世代
 ・事例139(事件研究24:栃木女性教師刺殺事件(平成10年1月))
 ・事例140(事件研究25:豊川主婦刺殺事件(平成12年5月))
  ・事例141(事件研究26:西鉄バスジャック事件(平成12年5月))
 ・事例142(事件研究27:岡山県金属バット母親殺害事件(平成12年6月))
  ・事例143(事件研究28:会津若松母親殺害事件(平成19年5月))
 ・事例144(事件研究29:八戸母子殺害放火事件(平成20年1月))
(17) アタッチメントを損ない、抑圧がもたらした凄惨な殺害事件
  ・事例145(事件研究30:東大浪人生父親殺害事件(平成7年4月))
 ・事例146(事件研究31:光市母子殺害事件(平成11年4月))
  ・事例147(事件研究32:音羽幼女殺害事件(平成11年11月))
 ・事例148(事件研究33:佐世保小6女児同級生殺害事件(平成16年6月))
  ・事例149(事件研究34:宇治学習塾小6女児殺害事件(平成17年12月))
 ・事例150(事件研究35:奈良自宅放火母子3人殺害事件(平成18年6月))
  ・事例151(事件研究36:秋葉原無差別殺傷事件(平成20年6月8日))
 ・事例152(事件研究37:柏市連続通り魔殺傷事件(平成26年3月))
  ・事例153(事件研究38:北海道南幌町母祖母殺害事件(平成26年9月))

13.PTSDとC-PTSD、解離性障害
(1) PTSDになると、どうなるか?
(2) PTSDの主要症状
(3) C-PTSDの主要症状
(4) C-PTSDと不安障害、人格障害
(5) 性暴力被害と解離性障害
  ・事例154-182
 ・皮膚から心地よい安心感をとり組む女性が、性的虐待を受ける残酷さ
  ・「レイプ神話」という間違った考え
  ・セックスをどう捉えるかは、思春期までに受けた親の影響
 ・事例183(事件研究39)
(6) 摂食障害とクレプトマニア(窃盗癖)
 ・事例184-185
(7) 解離性障害とアルコールや薬物依存症
  ・事例186(分析研究15)
  ・アルコール依存とギャンブル依存の相関
 ・事例187-189

14.パラフィリア(性的倒錯・性嗜好障害)
(1) 精神疾患としてのパラフィリア(性嗜好障害)
(2) フェティシズム
  ・事例190(事件研究40:宝塚市窃盗・少女強姦事件(平成25年12月))
(3) 露出症・窃視症
(4) 性的マゾヒズムと性的サディズム
  ・窒息プレイ
 ・事例191(事件研究41:京都連続強盗・強姦事件(平成22年7月-10月))
(5) 性的サディズムを示す刻印という“儀式”
(6) 小児性愛(ペドファリア)
 ・日本のロリコン事情と児童ポルノ
  ・女の子は母親と父親に興味を示し、男女関係、夫婦関係を学ぶ
  ・事例192(事件研究42:奈良小1女児誘拐殺人遺棄事件(平成16年11月))
 ・事例193(事件研究43:倉敷市女児監禁事件(平成26年7月))
(7) パラフィリア(性的倒錯)の夫との性生活
  ・事例194-195
(8) 性的サディズム、露出性愛者の夫による性暴力
 ・事例196(分析研究16)
(9) 性的サディズムと人格障害などが結びついた誘拐監禁・殺傷事件
  ・事例197(事件研究44:新潟少女監禁事件(平成2年11月(発覚:平成12年1月)))
 ・事例198(事件研究45:北海道・東京連続少女監禁事件(平成13年-平成17年))
  ・事例199(事件研究46:東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(昭和63年8月-平成元年7月))
 ・事例200(事件研究47:大分県一家6人殺傷事件(平成12年8月))
  ・事例201(事件研究48:大阪姉妹殺害事件(平成17年11月))
 ・事例202(事件研究49:自殺サイト連続殺人事件(平成17月2月-))
  ・事例203(事件研究50:付属池田小児童殺傷事件(平成13年6月))
 ・事例204(事件研究51:神戸連続児童殺傷事件(平成9年2月))
  ・事例205(事件研究52:佐世保同級生殺害事件(平成26年7月))
 ・事例206(事件研究53:名古屋大生殺害事件(平成27年1月))
  ・福祉と医療、教育としての行為障害、反抗挑戦性障害者のサポート

15.ACという考え方と人格障害(パーソナリティ障害)
(1) ACという考え方
(2) どうして、ACになってしまうのか?
(3) 時に、ACは母親がつくる
 ・事例207
(4) ACと人格障害、そして、ACの破綻
(5) ACのカウンセリング、認知の修正
(6) ACに“共依存”の傾向がみられるとき
(7) 共依存からの回復
(8) 仮面うつ病(非定型うつ病・新型うつ病)
(9) 人格障害と呼ぶ前に..
(10) 人格障害(パーソナリティ障害)とは
(11) 人格障害の治療
(12) 児童虐待やDVといった暴力も依存症のひとつという考え方

第1部の結びとして


第2部

Ⅲ.学校現場で、児童虐待・面前DVとどうかかわるか
・事例208-209

エピローグ
・事例210(事件研究1:厚木男児監禁遺棄致死事件(平成26年5月))
・事例211(事件研究2:江戸川区岡本海渡くん事件(平成22年1月))
・事例212(事件研究3:狭山市羽月ちゃん事件(平成28年1月))
・事例213

16.児童虐待の定義
(1) 児童虐待の定義
(2) 虐待を疑うということ
  ・事例214-219
・代理ミュンヒハウゼン症候群
(事例220-221)
(3) 児童虐待への対応に関する法律
(4) 教育現場で、児童虐待の早期発見を妨げる心のブレーキ
(5) 児童虐待を見逃さないために
(6) 早期発見のためのチェックリスト
 ・保育園用
  ・学校用
(7) 虐待している保護者の特徴
 <虐待が推察される親の行動>
  <その他の虐待や放置をする親にしばしば見られる行動様式や問題点>
 <虐待を疑ったときの保護者に対する接し方>
・保護者が被虐者であるとき、境界性人格障害の特性を理解しておくことが役立つ

17.初期対応としての緊急性の判断
(1) 学校検診(保健室)における虐待への気づき
 <学校健診(保健室)における虐待対応フローチャート>
(2) 身体的虐待を疑う
 <身体的虐待を疑ったときの対応>
 <放射線診断の方法>
  <受傷機転による骨折の形態>
  <部位別特徴>
(3) 虐待による熱傷の所見
  <虐待による熱傷の特徴>
 <熱源別特徴>
(4) ネグレクト(neglect)
 <ネグレクトに気づくために>
(5) 性的虐待が気になるとき
  <児童期性的虐待の基準(ハーマン著「父-娘 近親姦」抜粋)>

18.性的虐待への初期対応
(1) 発見の難しさ
(2) 適切な気づきのための留意点
 <子どもの性暴力被害の兆候:共通して示す症状や行動>
(3) 児童の訴えを聴くとき
(4) 児童の訴えを聴くときの留意点
(5) 通告したら
(6) 性的虐待・家庭内性暴力の通告にあたる児童の告白内容
(7) より本質的なこと:性的虐待、家庭内性暴力の予防について

19.子どもの心理的援助-トラウマ反応について学ぶ-
(1) トラウマ(心的外傷)の3つの反応(制御反応)
(2) 虐待によるトラウマの接近
(3) トラウマからの回復

20.児童相談所への「通告」と連携
(1) 児童虐待防止法第6条にもとづく「通告」がはじまり
  <児童相談所等への通告についての留意点>
 <通告の内容>
  <通報後、保護者の抗議>
(2) 身体的暴力のあるDV環境下では、6割の子どもが身体的暴力を受けている
 <できることからはじめよう>
(3) 学校でできること
 <児童が一時保護されたら>
  <児童が家庭復帰するとき援助>
(4) 校内連携
(5) 関係機関との連携
 <児童相談所での相談の流れ>

21.通告後の児童への対応。子どものケア、回復のプロセス
(1) 児童への対応
 <児童への日々のかかわり方>
 <児童への質問法>
(2) 混乱した行動への対応
(3) 子どもの心理的なケア
(4) ASDとPTSDの回復への支援の原則
(5) 心の回復プログラム
(6) ケアする人に求められること
(7) 虐待を受けてきた子どもへの対応
  ・最低限の規範としてのルールの明示は、子どもの生活の見通しを助ける
(8) 学校園での周囲の子どもへの対応
  ・正確な記録を残すポイント

22.児童虐待・DV事件、保護者の苦情の捉え方
(1) 大切な初期対応
  ・記入例
 <子どもからの聴きとりの留意点>
  ・謝罪例
(2) その後の組織的な対応 -学校として保護者等の声と正対するために-
  <かかわり方の難しい事例のパターン>
  ・対応例1-2
 <学校内でおきた事故に対する補償>
  ・対応例3-5
(3) 保護者とのかかわり方
 <基本的対応>
  <家庭との対応の目標>
 <保護者の虐待への反応類型>
  <保護者との面談、家庭訪問のポイント>
(4) 一時保護の決定、保護命令の発令事案への学校の対応-基本的心得-
(5) 学校でのDV加害者からの追及と対応のあり方
 ・対応例6-11
 <回答を拒否する法的根拠>
 <最高裁判決>
 <教職員・援助者に対する妨害行為>

23.援助者(支援者)・教職員のメンタルケア
(1) 援助者(支援者)・教職員の傷つき
(2) 援助者(支援者)・教職員が傷ついたとき、心の手当てのあり方
  ・子どものへの応用

第2部の結びとして
  ・感情耐性
  ・援助者・支援者の感情耐性


第3部

Ⅳ.「婚姻破綻の原因はDVにある」ときの離婚
24.一時保護の決定、保護命令の発令。「身を守る」という選択
(1) 保護命令とは
(2) 保護命令の申立て
  <申立ての方法>
  <棄却されるリスク、棄却される要因>
  <保護命令の申立書、記載例>
(3) 一時保護
(4) 「身を守るということを最優先に考える」ということ
 <家をでるとき、持っていくもの(家をでる前に、用意しておくもの)>
 <「支援措置」の申し出の流れ>
 <「支援措置」の効果>
 <DV被害証明書の発行>

25.夫婦関係調整(調停)離婚
(1) 民法770条に定める離婚事由
(2) 親権者・監護権者の指定
  <「子の利益」、親権者・監護権者の判断要素>
  <親権者・監護権者の簡易判断方法(子どもの年齢別>
 ・判例1-11
(3) 離婚調停とは
  <離婚調停の申立て>
 <調停離婚の手続き>
(4) 離婚調停の進行
(5) DVの立証に欠かせない「事実経過をまとめた報告書(陳述書)」
  ・書面の位置づけ
  ・「現在に至る事実経過」を“主”にすることが重要なのはなぜか
(6) DV離婚事件、証拠としての「診断書」をどう捉えるか
  ・診断書A
  ・診断書B(病状経過書:A4版横2頁)
(7) 離婚裁判の進行と判決文(判例12-24)
  ・判例12(DV裁判・判決文)婚姻破綻の原因は、夫の自己中心的なふるまいにあると認定
 ・判例13(DV裁判・判決文)夫の威圧的な態度を受けた妻の離婚請求を認定
  ・判例14(DV裁判・判決文)婚姻破綻の原因は夫の病的な嫉妬、性格の不一致にあると認定
 ・判例15(DV裁判・判決文)夫の暴行により妻に障害が残り、離婚と妻への慰謝料等を認定
  ・判例16(DV裁判・判決文)夫の異常な性癖、暴力による離婚と妻を親権者と認定
 ・判例17(DV裁判・判決文)夫の精神的・肉体的虐待による妻の離婚請求を認定
  ・判例18(DV裁判・判決文)夫の暴力による離婚、妻を親権者と認定、慰謝料を命じた
 ・判例19(DV裁判・判決文)婚姻破綻の原因は、フランス人の夫による暴力と離婚を認定
  ・判例20(DV裁判・判決文)婚姻破綻の原因は、夫の暴力であるとし妻の離婚請求を認定
 ・判例21(DV裁判・判決文)夫の協調性のない身勝手な態度により、離婚と妻を親権者と認定
  ・判例22(DV裁判・判決文)夫の暴力・借金・性的な趣味により、妻の離婚請求を認定
 ・判例23(DV裁判・判決文)婚姻中の暴行、虐待による精神的苦痛に対し、慰謝料を命じた
  ・判例24(DV裁判・判決文)妻の反訴で離婚を認定し、財産分与、慰謝料、養育費を命じた

26.DV離婚を考えたとき、事前に確認しておくこと
(1) 別居後、離婚後の生活を(経済的に)破綻させない
 ・判例25-28(婚姻費用の分担)
 ・判例29-31(養育費)
 ・判例32-37(慰謝料)
  ・慰謝料
(2) 財産の保全
 ・判例38-39(財産分与)
  ・財産分与
  ・住宅ローンと財産分与
  ・財産分与と税金
(3) 家財(私有物)の搬出
(4) 暴力の事実を証拠として残す
(5) 証拠の保全と履歴の削除
(6) 管轄警察署での相談記録(警察安全相談記録表)
(7) 役場(市役所や区役所など)での手続き
(8) 学校園への連絡
(9) 弁護士への依頼(委任契約)について
  ・「弁護士費用がない」といって諦めず、法的扶助を利用する
(10) 内容証明郵便
  ・ 内容証明郵便の書き方

27.DV加害者に共通する行動特性
(1) DV加害者に共通する暴力のあり方
(2) DV加害者の認知にもとづく言動・行動パターン
(3) 妻が家をでたあと、DV加害者が送るメールなどに認められる特徴
 <DV加害者が「謝る」という意味>
(4) 感受性訓練の要素を組み込んだ手法に似通っている論理構成
(5) シェルターや児童相談所を非難する冤罪DV信奉者
 ・事例222(分析研究17)
(6) シェルター、児童相談所に不信感を抱くDV被害女性
  ・事例223-225
 ・事例226(分析研究18)
(7) 被害者宛のメールの文面からストーカーリスクを把握する
(8) 「自殺」を匂わせ心を支配し、別れる意志を阻害する
  ・事例227-228(分析研究19-20)

28.DV被害者に待ち受ける懸案事項
(1) 妻が別れを切りだし、家をでたあとのDV加害者のふるまい
 ・事例229(分析研究21)
 ・事例230
(2) してはいけない! 当事者間、近親者を交えた話し合い
 ・事例231
(3) 母親の“これから”が、子どもには“いまさら”となる理不尽さ
  ・事例232
(4) DV加害者の更生。-「変わってくれる」との期待感は捨て去る-
(5) 暴力に順応してきた考え方の癖を調停に持ち込んではいけない
  ・事例233(分析研究22)
(6) トラウマの再体験による事実経過の把握
(7) ストレスの程度は、科学的診断で明らかに

29.悩ましい面会交流。いま司法はどのように捉えているか
(1) 面会交流のあり方を一転させた民法766条改正とハーグ条約
 ・判例40-44(面会交流)
 ・判例45-47(面会交流。平成24年4月、民法766条改正以降)
(2) 難しい判断。面会交流は「条件提示」で合意をめざし裁判を避ける
(3)「子どもに悪影響を及ぼす」と面会交流を拒むのは困難
 ・事例234(分析研究23)
  ・「診断結果にもとづく意見書」で、面会交流の実施を拒むことができるか?
(4) DV被害者が被虐待者であるとき、気づくことができない「私の事情」
 ・事例235(分析研究24)
(5) 国際結婚における離婚問題。子どもの連れ去りとハーグ条約
  ・事例236-237


Ⅴ.DVのある家庭環境で育った子どもと母親のケア
30.DV被害者の抱える心の傷、回復にいたる6ステップ
 ・丹田呼吸法。セロトニンを安定させる反復運動
(1) STEP-1.トラウマの再体験
(2) STEP-2.否定的な自己を軽減する
(3) STEP-3.怒りのワークの段階
 -怒りの感情をマネジメントする(アンガーマネジメント)-
-PTSDの症状、「攻撃防御の機能不全」としての“怒り”-
(4) STEP-4.喪のワークの段階..弔いと別れの儀式
(5) STEP-5.被害に意味づけを行う段階
(6) STEP-6.新しい人生を構築する段階

31.暴力被害女性と子どものためのプログラム-コンカレントプログラム-
(1) プログラムの流れ
(2) 安全のための計画
(3) 母親と子どもへの支援

32.虐待する親の回復の視点-MY TREEペアレンツ・プログラム-
(1) MY TREEペアレント・プログラムの特徴
(2) セッション・プラン

33.性暴力被害者支援の連携体制-SART(性暴力被害支援チーム)-
(1) 性暴力被害の状況
(2) サバイバーとして、人生を自分らしく生きるということ
(3) 夫婦間強姦(レイプ)
(4) SART(性暴力被害者対応チーム)
(5) ワンストップ支援センターでおこなわれる支援
(6) SARC東京が対応した性暴力の臨床的課題
  ・事例238-240
(7)「しまね性暴力被害者支援センターさひめ

34.DV加害者プログラム-「ケアリングダッド」を実施するうえでの原則-
(1) RRPプログラム実施に至る経緯と“思い(理念)”
(2) プログラムに共通する基本的な考え方
(3) インフォメーションでとりあげるテーマ
(4)「ケアリングダッド」を実施するうえでの原則

「手引き」の結びとして

添付資料
・IES-R(改訂出来事インパクト尺度)
・ストレス簡易調査票(A)(B*)
・トラウマ体験者、回復のための最初の質問票(A)(B*)
・トラウマ体験者、回復のための家族史・自分史ワークシート
・面前DV下で育った子どもの養育歴ワークシート
・エゴグラム・テスト-(A)



2016.3/3 ブログ再編成(第3次改訂)に伴い、主記事として掲載
2016.9/9 「暴力の影響を「事例」で学ぶ。虐待とDVの早期発見・支援。母と子どもが暴力から脱するための手引き(目次)」を、「暴力の影響を「事例」で学ぶ。虐待とDVの早期発見・支援。母と子どもが暴力から脱するための手引き」と「目次」に分割し、掲載
2017.3/21 「手引き」の「はじめに」を「改訂2版」としての編集により、「暴力の影響を「事例」で学ぶ。虐待とDVの早期発見・支援。母と子どもが暴力から脱するための手引き」、「目次」、「はじめに」、「プロローグ(1-4)」として掲載
* 「第1章」以降、つまり、カテゴリー「Ⅲ-2」-「Ⅲ-9」の「改訂3版」については、改訂作業を終えた「章」から差し替えていきます。



もくじ   3kaku_s_L.png   [Ⅲ-1]暴力の影響を「事例」で学ぶ。虐待とDVの早期発見・支援。母と子どもが暴力から脱するための手引き
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