あなたは、夫の暴力・DVを容認していませんか? 暴力のある家庭環境で暮らす子どもの心を守ることを忘れていませんか?

[Ⅶ-2]<DV(離婚後のストーカー行為含)>新聞事件簿。身近な女性を救おう!

<毎日新聞>妻殺害:46歳夫逮捕 DVで被害届出したばかり 宇都宮

 
 <AERA>虐待ママと「2人の父」 <毎日新聞>児童虐待:深刻化の恐れ 児童97人が不明 児相指導中に突然転居
2008.1.22 毎日新聞

 21日午後0時15分ごろ、宇都宮市御幸本町、派遣社員、金子未来子(みきこ)さん(32)から「夫が包丁を持って家に入ってきた」と110番があった。宇都宮東署員が駆け付けると、1階居間で未来子さんが血を流して倒れ、近くで座り込んでいた別居中の夫でクレーン運転手、金子隆司容疑者(46)=栃木県真岡市熊倉1=が刺したことを認めたため、殺人未遂容疑の現行犯で逮捕した。同日午後、未来子さんの母(63)がドメスティックバイオレンス(DV)防止法に基づく保護命令を宇都宮地裁に申し立てる予定だった。【山下俊輔、吉村周平】

 未来子さんは約1時間半後に失血死し、殺人容疑に切り替え調べている。未来子さんは今月18日、県警に金子容疑者からのDVに関する被害届を出した。傷害容疑で捜査を始めたが、暴力は頻繁ではなかったため警戒はしていなかった。
 調べでは、金子容疑者は通報直前、未来子さんの実家1階窓をコンクリートブロックで割り侵入。未来子さんの首など20カ所以上を文化包丁(刃渡り約18センチ)で刺し、殺害した疑い。母や息子(3)は隣家に逃げた。「子供に会いたかった。なぜこんなことをしたのか分からない」と供述しているという。
 2人は育児方針を巡り06年6月に別居、未来子さんは実家で両親らと住んでいた。昨年12月3日未明、未来子さんは日光市の金子容疑者の実家を訪れた際、未来子さんの交友関係に激怒した金子容疑者に腹などを殴られ約2週間のけがをした。
 未来子さんは今月11日、宇都宮東署に相談、署員が被害届を出すよう説得したが、「子供への仕返しが怖い」と一度は断ったという。しかし、16日に未来子さんから「被害届を出します」と連絡があり、18日に今市署が被害届を受理した。
 海老原昇・今市署次長は「捜査中だったので残念だ。被害者の話では暴力は年に1回程度で、緊急性のあるものではないと判断していた」と話している。

 ◇実家へ避難は危険
 被害者支援に取り組むNPO法人「女性の安全と健康のための支援教育センター」・丹羽雅代運営委員の話 被害者が法的な行動を起こす時は、加害者の感情を刺激するので最も注意が必要だ。司法だけの対応にも限界があり、06年12月の徳島県の事件のように、裁判所が保護命令を出しても妻を殺害してしまう夫もいる。実家は避難場所として最も危険な場所なのでシェルターを増やしているが、支援の情報が行き届いていないのだと痛感する。

 ◇立法の背景認識を 
 藤本哲也・中央大教授(犯罪学)の話 以前は警察は家庭内トラブルには不介入の原則があったが、まだそういう意識が残っているのではないか。DV防止法や児童虐待防止法ができた背景を警察官一人一人がもっと認識してほしい。今回のケースは被害者が、警察に相談しているうちに落ち着いてしまい、かえって事態を甘くみてしまったこともありうる。

 ◇危険度を見極めて 
 戒能(かいのう)民江・お茶の水女子大教授(法女性学)の話 DV防止法があるのだから、相談を受けた警察は危険度を見極めなければならない。安全確保のうえで大切なのは「連携」で、警察は(県などに設置されている)DVセンターに連絡をしたのだろうか。被害者が実家に身を寄せるのは、居所が分かるのでとても危ない。相談や支援についての必要な情報が十分に市民に伝わっていない懸念もある。




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