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[Ⅶ-20]<ことば>プレス。道徳・教養、思考。心の肥やしを「知識のひきだし」に

<毎日新聞>戦争・原発「仕方ない」を問う ユダヤ人男性が講演

 
 <AFP>結婚せずに一緒に暮らしていた男女を石打ちで殺害 マリ <朝日新聞>加計計画「できない選択肢ない」 内閣府要求の日時記録
5/18(木) 7:22配信

 埼玉県皆野町の工房でちゃぶ台を作る手は、かつてイスラエル空軍機の操縦桿(かん)を握っていた。日本で暮らし35年。ユダヤ人のダニー・ネフセタイさん(60)は、「共謀罪」法案の成立が迫り、原発の再稼働が続く日本と、「戦闘は仕方がない」という空気が漂う母国を重ね、平和や原発をテーマに講演を続けている。
 子ども3人は巣立ち、妻の吉川かほるさん(58)と手作りのログハウスで暮らす。本職は幼児の遊具から机までをつくる家具職人だ。
 1957年、イスラエルで生まれた。小学校の校庭には戦闘機が置かれ、戦没した卒業生の顕彰碑があった。男女とも徴兵される国。小学4年時に勃発した第3次中東戦争では、予備役だった父も参戦した。軍がヨルダン川西岸やガザ地区などを占領すると、戦争前の境界線は教科書から消え、元から母国の土地だったように教えられた。
 高校卒業後、あこがれの空軍パイロット候補生として入隊。19歳で戦闘の訓練機に乗り込んだ。教官は言った。「君がこの機械を使いこなせれば、イスラエルの子どもたちが毎晩安心して眠れる」。パレスチナの子どもたちが眠れなくなるとは、想像もしなかった。
 結局パイロットになれず、特殊レーダー部隊に転じて兵役を終えた。旅行で79年に初来日。翌年にかほるさんと出会って以降、ほぼ日本で過ごしてきた。
 母国は武力攻撃を繰り返した。日本にいて「戦争による解決なんてあり得ない」と思う一方、「イスラエルがやるからには理由がある」と信じたかった。





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